買取実績 買取実績 西洋アンティーク エミール・ガレポピー文花瓶 買取地区: 名古屋市内 買取方法: 店頭買取 先日は、エミール・ガレの花瓶をお持ち込みいただき、査定・買取させていただきました。小ぶりな花瓶ではございますが、褐色を基調としたガラスの色合いと、器の表面に立体的に表された花の装飾が印象的で、小さな作品の中にガレの魅力が詰まっています。 向きを変えてみると、それぞれ異なる花の表情を見ることができ、ガラスの色や質感も見る角度や光の当たり方によってさまざまな表情を見せてくれます。 エミール・ガレ(1846-1904)は、フランス北東部のナンシーに生まれたガラス工芸家です。ガラスだけでなく、陶芸や家具の分野でも制作を行い、19世紀末から20世紀初頭にかけて広がったアール・ヌーヴォーを代表する作家の一人として知られています。1901年にはナンシー派(École de Nancy)の創設者、初代会長となりました。 ガレの作品を語るうえで欠かせないのが、自然との深い関わりです。ガレは芸術家であると同時に植物学にも深い関心を持ち、1877年にはナンシー中央園芸協会の書記に選ばれています。ガレの工房には植物学の書籍や植物を写生した絵、写真などが集められており、花や植物は作品を生み出すための大切な題材となっていました。 ガラス制作においても、色彩や素材の質感、ガラスの重なりなどを生かしながら、さまざまな技法を研究しています。ナンシー派美術館の所蔵品からも、透明なガラスに絵付けや金彩を施した初期の作品から、次第に色彩豊かなガラスへと展開し、ガラスの貼付や挿入などを用いた作品へと表現を広げていったことが分かります。 今回の花瓶も、花を単に平面的な模様として表すのではなく、器の表面から浮かび上がるように立体的に表現されているところが、とても魅力的です。大きく華やかな作品とはまた違い、手のひらに収まりそうなほどの小さな花瓶の中に、ガラスの色彩や質感、植物の造形など、眺める楽しさが凝縮されています。この度は、誠にありがとうございました。 ガレの作品は、制作された時期や技法、図柄、大きさ、作品の出来、保存状態などによって査定額にも大きな幅がございます。同じガレの花瓶であっても一点ずつ内容が異なりますので、サインだけではなく、作品全体を拝見しながら査定を行っております。 北岡技芳堂では、エミール・ガレをはじめ、ドーム兄弟、ルネ・ラリックなどの西洋ガラス、美術工芸品、絵画、陶磁器、掛軸、茶道具など、さまざまな美術品・骨董品の査定・買取を承っております。エミール・ガレをはじめとする西洋ガラスのご売却をご検討の際には、お気軽にご相談ください。 << 前のページ 買取実績一覧 無料LINE査定 無料WEB査定 電話でお問い合わせ フリーダイヤル受付時間 月曜日〜土曜日10:00〜18:00 ※ご来店前は、ご予約をお願いします鑑定出張に出ている事も多いです。事前ご予約後、ご来店くださいませ。