買取実績
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陶芸品
田原陶兵衛
「萩焼茶碗」
- 買取地区:
- 名古屋市内
- 買取方法:
- 店頭買取
参考価格¥15,000
先日は、以前コレクションのご整理でご来店くださったお客様が、再びお越しくださいました。今回は田原陶兵衛の萩焼茶碗をはじめ、細かな骨董品や陶器などをお持ち込みいただき、一点ずつ拝見しながら査定・買取をさせていただきました。二度目もお任せいただけるのは、本当にうれしく感じます。この度もご依頼いただき、誠にありがとうございました。
萩焼は、朝鮮半島から日本に渡ってきた陶工たちを起点に始まった焼き物といわれています。文禄・慶長の役ののち、李朝の陶工・李勺光と李敬が毛利家に従って安芸の広島から長門国萩へと移り住み、城下町の松本という場所に御用窯を開いたのが、その始まりと伝えられています。
そののち、およそ半世紀ほど経った頃には、李勺光の子である山村新兵衛光政の高弟・蔵崎五郎左衛門や赤川助左衛門らが藩の許しを得て、深川三之瀬の地に窯を移しました。さらに1657年には、李勺光の孫にあたる山村平四郎光俊もこの地に移り、藩の御用窯として三之瀬焼物所が本格的に動き出します。ここから萩焼深川窯の歴史が始まっていきます。
田原陶兵衛家のルーツは、李勺光の高弟として広島から萩へと移り、松本の御用窯の立ち上げに関わった松本ノ介左衛門にさかのぼると言われています。その流れをくむ一統のうち、三之瀬焼物所の開窯メンバーの一人であった赤川助左衛門を初代として、代々「赤川助左衛門」を名乗りながら藩の御用を務めてきました。
幕末のころ、八代喜代蔵の代にご縁があり、嫡男の謙治が「田原」姓を名乗り「陶兵衛」を称するようになり、そこから現代の田原陶兵衛へと続いていきます。
北岡技芳堂では、田原陶兵衛をはじめとした萩焼の茶碗や花入、徳利などの作品のほか、各地の陶芸作品、茶道具、骨董品全般の査定・買取を行っております。コレクションが増えすぎて収納にお困りの方や、「少しずつ整理を始めたい」というお考えの方、作家名や価値がよく分からないお品についてのご相談もお気軽にお問い合わせください。
陶芸品の買取につきましては、よろしければこちらもご覧ください。
https://gihodo.jp/kougei/
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※買取価格は制作年、作風、状態などにより相場が変動いたしますので、
掲載されている金額は、ある程度の目安としてご参考にしていただけますと幸いでございます。
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