買取実績

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川瀬麿士 日本画
「陽」
- 買取地区:
- 名古屋市内
- 買取方法:
- 店頭買取
参考価格¥10,000
川瀬麿士の日本画を買取いたしました。水辺に佇む白鷺たちが描かれており、どこか時間が止まったような静けさを感じさせます。この度は大切なコレクションをお譲りいただき、誠にありがとうございました。
白鷺は、羽毛が白く目立つため、古くから絵画や詩歌の題材としても親しまれてきました。一般に「シラサギ」と呼ばれる鳥は、純白の羽を持つサギ類の総称であり、特定の一種を指す名前ではないそうです。
関東地方など日本各地で見られるシラサギには、主にダイサギ(大鷺)、チュウサギ(中鷺)、コサギ(小鷺)の3種が含まれます。それぞれの名のとおり、大型・中型・小型と大きさに違いがあります。
コサギはシラサギの中でも比較的識別がしやすい種で、特に足指が黄色いのが特徴です。この足指の色は、シラサギ類の中ではコサギだけに見られる特徴であり、見分ける際の重要なポイントとなります。
一方で、ダイサギとチュウサギの識別はやや難しくなります。チュウサギは名前のとおり「中鷺」とされていますが、実際の大きさはダイサギと比較すると小さいものの、コサギに近いサイズ感です。そのため、大きさだけでは判断がつきにくいこともあります。
シラサギという呼び名の裏には、実際には複数の種や亜種が含まれており、それぞれに特徴があります。純白の羽に包まれた姿は一見似ていますが、よく観察すると、それぞれに異なる個性が見えてきて面白いかもしれません。
川瀬麿士(かわせ まろし)は、愛知県海部郡佐屋町に生まれた日本画家です。1961年に陶磁器会社ノリタケの技芸科日本画部を卒業し、その後、1967年に日本画家の今野忠一に師事しました。
1968年には再興院展に初入選を果たし、以後も継続して出品を重ねます。1976年には奨励賞を受賞し、1991年には日本美術院賞(大観賞)を受賞しました。1992年からは院展に招待出品され、2000年には日本美術院の同人に推挙されています。
また、1997年には再興第82回院展において「山」で第3回天心記念茨城賞を受賞しています。風景を中心に、落ち着いた色調と穏やかな空気感で構成された作品が特徴です。
2019年に逝去。院展を中心に活動しながら、堅実な作風で長く制作を続けた画家です。
北岡技芳堂では、川瀬麿士をはじめとする院展作家や日展作家など、様々な画家の作品の査定、買取を行なっております。ご不明な点などございましたら、お気軽にお問い合わせください。
絵画の買取につきましては、よろしければこちらもご覧ください。
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※買取価格は制作年、作風、状態などにより相場が変動いたしますので、
掲載されている金額は、ある程度の目安としてご参考にしていただけますと幸いでございます。
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