買取実績

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ガラス
アンティークグラス
- 買取地区:
- 名古屋市内
- 買取方法:
- 店頭買取
参考価格¥30,000
アンティークグラスを買取いたしました。金彩が施され、グリーンのツイストステムがとても美しいです。全体的に状態もよく、6脚揃っておりましたので、今回の査定額とさせていただきました。
飾って眺めているだけでも優雅な気持ちになりますが、リキュールや好きなお酒を楽しんでみてもよいかもしれませんね。中の液体を美しく華やかにしてくれますので、特別な気分を味わうことができそうです。
ガラスの起源は、紀元前24世紀以降、エジプト・メソポタミアの遺跡から発掘されたガラス玉が世界最古とされています。
紀元前1世紀頃に、吹きガラスの技法が古代シリアで発明されました。この方法により、ガラスの容器などが簡単に作られるようになり、メソポタミア、エジプトに広がりました。
日本にガラスが伝来したのは縄文時代です。弥生時代の遺跡から発見されたガラス玉が日本最古と言われており、中国からシルクロードを渡って伝わったものと推定されています。
ローマ時代にガラス製造は西ヨーロッパへ広がり、チェコ、ドイツ、ベルギー、フランス、イギリス、スペインなどに伝わり、それぞれに発展していきました。
5世紀頃にカット技法がはじまりました。円形模様のカットに特色があり、正倉院蔵にある白瑠璃碗はその1つです。これは、シルクロードを通りササン朝ペルシアで製造されたササングラスと呼ばれています。
5~14世紀頃、古来のガラス文化を統合して成立し、近代芸術にも大きな影響を与えたイスラーム・ガラスに、エナメル彩色が盛んに用いられるようになりました。
ベネチアンガラスは、特にエナメル彩色の技法とデザインなどにビザンチンやイスラムなどの影響を強く受けながら、13~14世紀に発展していきます。
16世紀後半には、ダイヤモンドポイント彫り、レース・グラス、マーブル・グラスなどの繊細で華麗な新しい技法が続々と生み出され、ベネチアングラスは最盛期を迎えます。
17世紀になると、無色透明のガラスができました。それまでガラスの主成分として使用していたソーダ灰を木炭と酸化マンガンにしたことで、良質な無色ガラスの製造に成功しました。
またイギリスでは、ソーダ灰の代わりに酸化鉛を加えることにより、無色透明で美しいクリスタルガラスが発明されました。しかし、酸化鉛は製造工程で人体や土壌汚染への毒性が懸念され、ヨーロッパから規制が始まり、日本でも食器用ガラスの酸化鉛を生産する工場では厳しく規制されるようになりました。
20世紀に入るとアメリカで成形機械が開発され、吹きガラスと大量生産がどちらも製造可能となり、ガラス産業はますます発展を遂げていくことになりました。
北岡技芳堂では、海外のアンティークガラスや日本のギヤマンなど、様々なガラス製品の査定、買取を行っております。ご不明な点などございましたら、お気軽にご連絡くださいませ。
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※買取価格は制作年、作風、状態などにより相場が変動いたしますので、
掲載されている金額は、ある程度の目安としてご参考にしていただけますと幸いでございます。
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