レベッカ・ハーディン（Rebecca Hardin）は、 1941年アメリカ・イリノイ州に生まれました。 幼い頃から素晴らしい色彩感覚を持つアメリカの女流画家です。トレンツ・リャドの影響を受け独自の世界を創り上げている彼女は、世界の主要都市で個展を開催し、日本でも人気の作家です。

風景画でも肖像画でも、鮮やかな色彩と熟練した筆使い、ダイナミックな構図で影と光の戯れをとらえ、澄み切った光と瞬間的な新鮮さで主題を描写します。太陽の光が差し込む湖、静かなプール、岩に打ち寄せる波、草原など、様々なアーティストがこれまでに描いてきた構図ですが、レベッカ・ハーディンの作品からはとても情熱的な印象を受けます。

彼女の最近の取り組みは、「20 世紀の重要な女性」と題するシリーズを描くことでした。ユーニス ケネディ シュライバー夫人の依頼で、ケネディ家の家長ローズ ケネディなど、国際的に有名な人物たちの肖像画がシリーズの最初の作品でした。ローズ ケネディ記念賞として制作された作品は、伝説の女性とその家族を感動的に描いた作品です。国連に展示されたこの絵画は、現在ケネディ家図書館の常設作品となっています。シリーズ 2番目の絵画は、故ダイアナ妃へのオマージュでした。 「イングリッシュ ローズ」と題されたこの絵画は、ハーディンの代表的な庭園のひとつにいる王女と 2 人の子ども、ウィリアムとヘンリーを描いています。「マザー テレサ」と「アウン サン スー チー」は、ハーディンの「20 世紀の重要な女性」シリーズの今後のテーマです。レベッカ・ハーディンの作品は、ニューヨーク、マイアミ、ラスベガス、東京、台北、ロンドン、パリなどの展覧会で展示されているほか、ビジネス界や政府関係者、映画界やテレビ界のメンバーによって収集されています。レベッカ・ハーディンは、心と体は自然と一体であるという禅の哲学の信奉者でもあります。時にはスポーツに熱中したり、プロのスキューバダイバーで、ショーの合間にカリブ海や南米を旅したりと、彼女自身の生き方は作品に多くにインスピレーションを与えています。

【受賞歴】
ローズ・ケネディ記念賞
こちらは公私共に偉大な功績があると認められた素晴らしい女性に贈られる賞ですが、受賞者に贈られる作品として、「Rose for Rose」の作成を依頼され、 そのオリジナル原画はケネディ一族美術館に保存されているそうです。

ブルーリボン賞、サンドイッチアート展、ナパールアート展、国際ウーマンズクラブ、オークブロックポロムナード展　他受賞。

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