買取実績

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純銀製 棗

茶道具

純銀製 茶入

買取地区:
名古屋市内
買取方法:
店頭買取

参考価格¥15,000

純銀製の棗を買取いたしました。作者はなく小ぶりで、棗の底に「純銀」の刻印があります。ところどころ凹みがありますが、お客様が気に入ってみえて、普段からよくお使いになっていたようです。

棗は、茶道において抹茶を入れておく容器です。茶道で出されるお茶には、さらりとした薄めの「薄茶」と、抹茶の量に対してお湯が少なめの、どろりとした「濃茶」があります。

抹茶を入れて茶席へ出すための器は、濃茶用を「茶入れ」、薄茶用を「棗」または「薄茶器」「薄器」「薄茶入れ」と呼び、区別しています。

棗と呼ばれるようになったのは、その形状が植物のナツメの実に類似していたからです。

棗の形には、たくさんの種類があります。千利休が好み、利休の流派を汲んだ茶人達に受け継がれた利休型の棗を大棗(おおなつめ)、中棗(ちゅうなつめ)、小棗(しょうなつめ)として、棗の基本形となっております。

素材は木地や竹などで、稀に焼き物を使用している場合もあります。表面は漆塗りが一般的で、柄はシンプルな無地から絵巻物、季節の花々まで多種多様です。

元は黒塗の無地のシンプルなものでしたが、時代の流れと共に塗り色や装飾など、様々なものが用いられるようになりました。 

古い文献に棗が使用されたと記録されているのは、津田宗達の著書「天王寺茶記」で、1564年の茶会となっています。

棗は、現在では薄茶用として使われていますが、安土桃山時代頃までは濃茶や薄茶のように明確な区別はありませんでした。薄茶器として使用されるようになったのは、江戸時代に入ってからのことになります。

茶道は道具、花、掛軸、四季折々のお菓子など楽しみながら抹茶をいただきます。棗は季節感を出しやすい道具でもあります。銀の棗は普段使いはもちろんのこと、夏場に取り入れていただきますと涼やかではないでしょうか。

写真を撮りながら眺めておりますと愛着が出てきましたので、店で使わせていただこうと思います。

北岡技芳堂では、純銀の棗、釜、皆具、銀瓶、湯沸かし、その他のお茶道具などの査定、買取を行っております。ご不明な点などございましたら、お気軽にご連絡ください。

茶道具の買取につきましては、よろしければこちらもご覧くださいませ。
https://gihodo.jp/cha/

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※買取価格は制作年、作風、状態などにより相場が変動いたしますので、
掲載されている金額は、ある程度の目安としてご参考にしていただけますと幸いでございます。

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