坂⽥甚内の作品をたくさん買取いたしました。数回使用されたものもありましたが、多くは未使用のまま保管されていたとのことで、状態も良い物ばかりでした。

保管場所にも限りがあり、今後も使う機会がなかなかないとのことでご売却を決断されたとのことで、まとめて買取をさせていただきました。この度は、誠にありがとうございました。

坂田甚内は、陶、硝子、漆、和紙、金箔などさまざまな技法を用いて、独自の世界を構築する陶芸家です。

1943年、東京都に生まれた坂田甚内は、1964年に益子焼の名匠・加守田章二に師事し、本格的に作陶の道に入りました。

2年後の1966年には、益子町上大羽に自ら登り窯を築き、独立します。以来、陶器だけでなく、ガラスや和紙、漆、金箔などを融合させた独自の技法によって、他に類を見ない作品世界を築き上げてきました。

坂田甚内の作品には、伝統的な手法にとどまらず、素材そのものが持つ質感や光の反射を活かす試みが随所に見られます。代表作のひとつでもある波紋文様の器には、自然のリズムを思わせる流れるような線が刻まれ、そこに施された釉薬や金箔が角度によって異なる表情を見せてくれます。

日本橋高島屋、池袋西武、大阪なんば高島屋など、全国各地の百貨店やギャラリーで作品を発表し、1992年には桜杜工房を開き、国内外での展覧会やインスタレーションにも精力的に取り組みました。

伊勢神宮や出雲大社、高千穂神社などの神社仏閣に奉納された作品もあり、日本の精神文化と深く結びついた表現者でもあります。

北岡技芳堂では、坂田甚内の作品の査定、買取を行なっております。その他の陶芸家の作品もお取り扱いしておりますので、ご自宅に保管されている作品や、整理をご検討中の陶芸作品がございましたら、どうぞお気軽にご相談ください。

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※買取価格は制作年、作風、状態などにより相場が変動いたしますので、
掲載されている金額は、ある程度の目安としてご参考にしていただけますと幸いでございます。

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北岡技芳堂では、絵画、掛け軸、骨董品、刀剣類などの美術品全般を幅広く取り扱っております。
売却をご検討なさっているお客様や、ご実家のお片付けや相続などでご整理をされているお客様のご相談を承ります。
遺産相続に伴う評価書作成も行っております。

何から始めたらよいのか分からない場合も多いことと存じますので、
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