買取実績

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野間仁根「ムラサキツユクサ」

絵画

野間仁根
「ムラサキツユクサ」

買取地区:
一宮市
買取方法:
店頭買取

買取価格¥30,000

野間仁根「ムラサキツユクサ」の絵画の買取をいたしました。こちらは、1949年に描かれた作品です。

ムラサキツユクサは、品種の多い多年草です。6月から7月を中心に毎日次々と咲き続けるそうですが、梅雨の鬱陶しさを吹き飛ばすように花弁を優雅に広げていますね。

絵画の買取につきましては、よろしければこちらもご覧ください。
https://gihodo.jp/kaiga-top/

 

大正から昭和にかけて活躍した洋画家・野間仁根(のま ひとね)は、1901年に愛媛県伊予大島の津倉村(吉海町、現・今治市)に生まれました。

1919年に母と共に上京し、翌年に日本画家・川端玉章が創設した川端画学校に入校します。

同年4月には東京美術学校西洋画科へ入学します。在学中に久遠社、伊藤廉らと童顔社を結社し活動した後、拓榴社を経て、1933年に二科会へ入会しました。

銀座の画廊で精力的に個展を開催しており、1938年には銀座日動画廊にて、熊谷守一と共に個展を行なっています。

同年夏頃から翌年にかけては、臨時召集され中国で兵役についていました。戦後も二科に出品を続けましたが、1955年に鈴木信太郎、高岡徳太郎らと共に二科会を去り「一陽会」を創設します。以後は同会の主要作家として、没年まで制作発表をしました。

1979年、肺炎のため78歳で亡くなりました。仁根は18歳で上京しましたが、釣りと海を愛し、その後もたびたび帰郷しては瀬戸内の海や島の風景を描き続けました。

また、写生と釣りのために千葉県の外房に通い、太海浜に接するように建つ江澤館を定宿としていたそうで、ユーモアあふれる気さくな人柄だったようです。江澤館には仁根と長男・傳治の絵が残されており、仁根の描いたヒラメの絵が包装紙に使われています。

画業を通じて熊谷守一や藤田嗣治と、挿絵の仕事等を通じて井伏鱒二や川端康成などと交流がありました。新聞連載小説の挿絵にも戦後まで腕を振るいました。

画壇きっての釣り師としても有名だったようで『香馬先生釣日記』などの著書もあります。きらびやかな色彩と骨太な筆触でユーモラスで幻想的な画風を築き上げました。

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※買取価格は制作年、作風、状態などにより相場が変動いたしますので、
掲載されている金額は、ある程度の目安としてご参考にしていただけますと幸いでございます。

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