2007年12月7日
京都のオークションにて
5日、6日と京都のオークションに行ってきました。
夏以降9月から絵画の相場が下がっています。
サブプライムローンの影響でしょうか、来年からの相場を熟視して見守っていこうと思います。
夜は忘年会で、京都で鳥鍋を食べてきました、同業者と業界お話をするのも大切な事です。2時ぐらいまで飲んでいましたので次の日のオークションに遅刻いたしました。
沢山仕入をしてきましたので、またお店にのぞきに来てください。
絵画の買取もいたします。
2007年12月4日
年末年始のご整理
今年もあとわずかです。
皆様も大掃除が始まる頃ではないでしょうか。
大掃除で家のご整理や会社の掃除などで絵画や骨董品などの使われない美術品などが出て来たと、お客様からお問い合わせが時々あります。そういったものをお電話でお問い合わせいただきましたらご相談させていただきます。
出てきた骨董品、絵画などの中に価値があるものが出てくる場合もございます。汚いからとか、古いからと捨ててしまわれる前に一度ご相談下さい。買取査定させていただきます。
骨董品の買取なら北岡技芳堂まで!
2007年12月4日
浜田昇児
浜田昇児先生の10号の紅葉の作品が入荷いたしました。
浜田先生は青森の方ブナの原生林に毎年写生にご夫婦で車で京都からお出かけしているそうです。
緑の風景画は有名ですが、ブナの原生林も紅葉いたします、黄色い紅葉の作品は浜田昇児先生の中でも点数的が比較的少ないです。
意外と描けないのが浜田先生の作品ではないでしょうか、浜田先生の作品は色数が少なくじっくり見ていますとだんだん良さがわかってくるような絵画です。
今が時期です、お値打ちに販売いたしますので、お問い合わせお待ちいたしております。
2007年12月4日
堂本元次
堂本元次先生の花瓶に薔薇の図10号の絵画が入荷いたしました。堂本元次先生の人気図柄です。日展の重鎮で、今も活躍されている先生です。
今の相場はバブルの時を考えると破格に安いです、昔買えなかった方、お好きな方は、お買い求め下さい。当店に展示いたしております。
堂本印象先生の甥にあたる方で、花瓶に薔薇の図は、印象先生の作品を、品良くまた色合いをあまくやわらかくした印象です、お部屋が暖かく包まれるでしょう。
また冨士の図と同じく年中掛けていただけるのが、薔薇の図の良いところでしょう。
当店では70万円での提供です。
2007年12月3日
師走だ師走だ
こんにちは事務員Yです。とうとう師走ですね、走っちゃいますね。でも師走って
総仕舞いの意味の『仕極(しは)つ』が語源との説や十二月をしはすと呼んだ説、
また『師』は先生でなくお坊さんで年末年始お参りで走り回っていたからとの説も
あります。深いですねえ...師走。
さあさ暦は師走ですがまだまだ季節は暖冬のせいか晩秋のようでようやく木々も
赤や黄色に色づいて来ましたね。
冬への招待状を頂きました
レッドアンドイエローカーペット
緑もあるデヨ♪
色鮮やかな春とは違ったちょっとシックな秋冬コレクション♪素敵ですね♪
2007年12月3日
中路融人
中路融人先生の10号の富士が入荷いたしました。
富士を描く現代作家は沢山いますが、知名度と絵の力量、値段という事で、一番おすすめできる作家です。
応接間や社長室などに飾るインテリアには、良いのではないでしょうか。
富士の図は、葛飾北斎、横山大観など様々な画家が描いています、この先の画家も描き続けていくのでしょう。
2007年12月2日
私の好きな戦国武将!島津義弘
男は引き際が肝心、引き際というより自分を最大限生かす方法を考えたほうのが良いと思います。
戦国時代、関が原の戦いで仕方なく西軍の石田三成方についた島津義弘は、敵中突破という世界の戦法でも類を見ない作戦に出ました、戦況が危うくなり退却しようとした島津勢は敗走する宇喜多隊や小西隊の残兵が助けを求めて島津隊内に入り込もうとするのを銃口を向けて追い払う一方、なんと東軍の前線部隊である福島正則軍の脇を一気に抜け、徳川家康の本陣に接近しながら、伊勢街道を南下した。
逃げろ!と後ろへ逃げるのではなく、なんと敵のど真ん中を突き抜けて九州まで帰っていきました。1000に満たない兵力で7万~8万ともいわれる東軍に突っ込んでいった姿は猛将福島正則の軍をして『死に狂いする敵に戦はせぬもの』と言わしめ、その鬼気迫る姿は想像を絶するものがあります。またお家芸の戦法『捨て奸(がまり)』、これも島津豊久や長寿院盛惇ら勇猛かつ明晰な家臣達に支えられ、その家臣たちより絶大な信頼をうけた島津義弘だったからこその戦法だったのではないのでしょうか。
人間には、様々な場面で一番良い方法が有るのですがなかなか良い方法をその場では見付けることができません、あとからああすれば良かった、こうすれば良かったなどと考えたりします。
目先の事ばかり考えて、ずっと先の事を考えられません。
島津義弘のように、様々な事を学び考え、先の事を考えていこうと思います。
池宮彰一郎 島津奔る
余談ですが来年の大河ドラマ『篤姫』の主人公天璋院篤姫は島津家出身の御台所です。
2007年12月1日
岐阜にて
昨日、岐阜のオークションで、北大路魯山人の作品が出ました。
岐阜で魯山人の名品が出る事は中々無いです。
魯山人は良い作品も多いですがなんといっても圧倒的な地名度があり、知らない人はいない、誰でも知っているといってもいいような作家です。最近良く思うのですが作品の良さよりも、どれだけ知名度があるかが問題で作品の良さに値段がつくというよりも知名度に大きく値段が関係有るとつくづく思うことがあります。
値段が高い物が良いとは一概に限りませんので、値段をあまり気にされずに、良いものや好きな物を追い求めていっていただきたいです。
終了後、同業者と食事にいき、そのお店で大間のマグロを三切れ頂きました。たとえが良いかどうか解りませんが高級松阪牛の刺身の味と良く似ていました。とにかく「美味しかった」です。
美術品や絵画など自分の商売の事だけに限らず、色々なジャンルの良いとされる物を味わったり、試してみたいです。
座辺師友 「身の回りの物が師であり友である」・・・・・と考えた北大路魯山人のように!