買取実績
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絵画
小松崎邦雄
「舞妓」
- 買取地区:
- 春日井市
- 買取方法:
- 店頭買取
参考価格¥80,000
小松崎邦雄「舞妓」の絵画を買取いたしました。舞妓を描いた作品が特に有名ですが、牛、天使、人形など興味を抱いた主題を執着して描き、シュールレアリスティックにして妖艶な世界を作り上げました。
絵画の買取につきましては、よろしければこちらもご覧ください。
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小松崎邦雄(こまつざき くにお)は、1931年に東京日暮里に生まれました。9歳の時に浦和で料亭を営んでいた叔母の縁で、浦和市高砂町に転居します。中学校2年生だった14歳の時、高田誠にデッサンと油彩を学びました。
1950年、東京芸術大学油画科に入学し、高田の師であった安井曾太郎の教室に入ります。翌年に安井が退職した後は林武の教室に入りました。
大学卒業後は同大学油絵専攻科に進み、一水会へ出品をします。1957年には一水会会員に推されます。
1966年に渡欧し、ヨーロッパ各国を巡遊して帰国します。1968年12月からは、翌年12月までユネスコ・フェローシップ奨学金を得てイタリア、フランス、オランダ、イギリスに留学、その後、北欧、北米、メキシコ等を巡遊しました。
初期には人物群像を描いており、次に牛、人形、風景と数年間一つの主題を集中して研究し、次の段階へと展開させて晩年は舞妓を主に描いています。
陰影表現や光の効果を上手く使いこなし、実在の対象を巧みに描きながらも、絵画世界に非現実的な夢幻感を漂わせる独自の画風を作り上げました。
また、東京芸術大学講師、テレビでの講座、教育、普及面にも尽くし、小説の挿絵、芝居のどんちょう等、精力的に自らの芸術活動の領域を広げ、創造的な挑戦を続けた異才の芸術家です。1992年、心不全のため61歳で浦和市立病院で亡くなりました。
小松崎邦雄は浦和画家です。浦和画家とは、埼玉県の旧浦和市(現・さいたま市)に多く居住していた文化人・芸術家の総称です。
浦和には特に画家が多く居住しアトリエを構えたことから、文学者の多い鎌倉市と並んで「鎌倉文士に浦和画家」と称されたそうです。画家以外にも彫刻家や詩人が居住し、文化人同士の交流も盛んだったようです。
【小松崎邦雄 略歴】
昭和6年
東京で生まれる
昭和25年
東京芸術大学美術学部油画科に入学、 安井會太郎、林武の教室で学ぶ
昭和29年
東京芸術大学油画科を卒業する、安宅賞・大橋賞を受賞
昭和31年
東京芸術大学美術学部専攻科を修了、一水会賞を受賞
昭和33年
一水会会員となる、ヨーロッパ留学のため渡欧
昭和44年
第4回昭和会展で昭和会賞を受賞
昭和57年
第5回東郷青児美術館大賞を受賞
昭和60年
NHKテレビ番組<NHK趣味講座・油絵入門>に出演
平成2年
第4回浦和市文化栄誉賞を受賞
平成3年
第9回宮本三郎記念賞を受賞
平成4年
死去
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※買取価格は制作年、作風、状態などにより相場が変動いたしますので、
掲載されている金額は、ある程度の目安としてご参考にしていただけますと幸いでございます。
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