熊谷守一の書 我忘吾 | 北岡技芳堂

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2016年9月1日

熊谷守一の書 我忘吾

熊谷守一の書
我忘吾
「われ われを わする」
次のような解釈があるようです。
『この世の我が煩悩をなくして悟った吾になる』
                      
『自分を忘れるくらい思索にひたる』

          
無念無想の気持ち 
【我と吾】について調べてみました。
どちらも、(われ)と読みます。この2つの漢字は、字そのものに意味があるみたいです。
【我】
左側の形はギザギザの武器を表す。
右側は「矛(ほこ)」を表す。
武器+武器の構成で自我の危険性を内包する文字
【吾】
五は祭壇・木で作った蓋など。口は天の声・祝詞など、口は顔にある口ではなく、願い事を入れる器という説もある。本来は「守る」という意味が、「われ」という漢字として使われる。
自我の危険性をもつ【我】と、神聖さを表す【吾】、人間は聖と俗を併せもっているの異。
共箱
熊谷守一水彩鑑定委員会登録済
表装 北岡技芳堂製

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